2021年 5月 の投稿一覧

6月の医院からのお知らせ

6月の診察スケジュール

6月8日は、CTレントゲン装置のメンテナンスのため全日休診とさせていただきます。ご迷惑おかけしますが、よろしくお願い申し上げます。

 

新型コロナウイルス 感染拡大防止のために

今現在も、首都圏では緊急事態宣言及び千葉県ではまん延防止等重点措置が取られております。

引き続き当院では、患者様同士のご予約が重ならないようにしていきます。

つきましては、先月に引き続きご予約が先になってしまうことが多々ございます。

ご了承ください。

新規の患者様につきましては、初診時の問診から診査、診断、詳しいご説明をした上でご納得頂いてからの治療になりますので必ず1時間の治療時間を設けております。

このことより、急なお痛みなどの新規の患者様のご対応は、今現在できない状態です。

ご不便おかけしますがよろしくお願い申し上げます。

これからも、できる限りの感染予防対策を徹底してまいりますので、
ご協力よろしくお願い申し上げます。

磨いているのに磨けていない?

こんにちは。千葉市若葉区野呂町 くせ歯科診療室 院長の久世です。

すでに梅雨入りした地域もあり、今年も早くも折り返し地点です。道端に咲いた紫陽花の花がとてもきれいですね。

毎年6月4日はむし歯予防デーです。

毎日歯を磨く人が95%にもなる日本人。さらには1日に2回以上磨く人の割合は約7割にものぼります。それにもかかわらず、むし歯になってしまう人がまだまだ多いのはなぜなのでしょうか。

それは…

『歯を磨いているつもりだが、磨き残しがある』

からなんです。

せっかく歯磨きをしても、歯垢をしっかり取り除けていないとそこからむし歯になります。

歯ブラシでの歯磨きだけでは6割程度しか歯垢を落とせていないといわれます。

一般的に磨き残しが起こりやすいのは以下のような場所です。

  • 歯と歯ぐきの境目
  • 奥歯の噛む面の溝(特にはえたての永久歯は溝が深い)
  • 利き手側の歯の裏側
  • 歯並びが不揃いになっているところ
  • 歯ブラシが届きづらいところ
  • 矯正器具や入れ歯のバネをかけているところ

こういった場所は、歯間ブラシやデンタルフロス、ワンタフトブラシ等を併用することで格段に磨き残しを減らすことができます。

1日の中でも、特に夜眠る前の歯磨きをしっかり丁寧に行うとようにしましょう。

もちろんむし歯の原因は磨き残し以外にも、日ごろの食習慣や元々の歯の質、唾液の量や質、口腔内の細菌の量など、さまざまなことが考えられます。

くせ歯科診療室では一人一人にあった歯磨きやケアの方法をご相談いただくこともできます。

お気軽にお声がけくださいね。

5月の医院からのお知らせ

新型コロナウイルス 感染拡大防止のために

引き続き 院内感染対策のため、検温のご協力と、院内待合室で他の患者さまと重なった場合のことを考慮し、付き添いの方も含めてマスクの着用をお願いいたします。

なるべく患者様同士が待合室で重ならないように予約の制限はさせて頂いておりますが、治療の延長により稀に重なってしまう場合がございますので、必ずマスクの着用をお願いいたします。

これからも、できる限りの感染予防対策を徹底してまいりますので、
ご協力よろしくお願い申し上げます。

大人のむし歯「二次むし歯」とは?

こんにちは。千葉市若葉区 くせ歯科診療室 院長の久世です。

日中はだいぶ暖かくなり、窓を開けていると気持ちいい風が入ってくるようになりましたね。

大人が歯を失う原因の7割を占めているのが「歯周病」と「むし歯」です。

子供の頃むし歯で通院したことがある人は多いと思いますが、大人になってからのむし歯は昔治療をしたところが再度むし歯になってしまう「二次むし歯が多くなります。

二次むし歯とはどういうものか簡単に説明すると…

一度むし歯治療を受けた歯は大きく削られ、弱く細菌感染しやすい象牙質が露出しています。

そこに補綴物(つめものやかぶせもの)を装着して保護しているのですが、実はこの補綴物は永久的にむし歯から守ってくれるものではありません

  • 補綴物と歯のわずかな隙間から細菌が入り込む
  • 接着しているセメントが年月を経て溶け出して隙間ができる
  • 補綴物自体の経年劣化

などの理由でまたむし歯になってしまうことがあります。これが「二次むし歯」です。
(特に保険適用で作成した補綴物の場合これらが起きやすくなります。)

では、子供の頃は「削ってつめる」で済んだむし歯が大人になるとどうして「歯を失う」ことになってしまうのでしょうか?

それは「二次むし歯である」ということに原因があります。

一度大きく削られているところに再度治療をするため、今度は神経まで達したむし歯になってしまっていることが多く、抜歯せざるを得ないことが多くなってしまうのです。

二次むし歯にさせないためには…

  • 毎日歯みがきやフロスなどでしっかりセルフケアをしましょう
    歯と補綴物の間に歯垢(細菌)を残さないように!

  • 二次むし歯になりにくい補綴物を選びましょう
    プラスチックや銀歯の補綴物は保険治療が適用され、安価で済むことが利点ですが、その反面、隙間ができるなどの劣化が起きやすく、また歯垢がつきやすい素材です。 自費診療にはなりますが、セラミックなど隙間が出来にくく、歯垢がつきにくい素材もありますので、検討してみることもおすすめです。

  • 定期検診を受ける
    二次むし歯は補綴物の下に隠れて見つけづらいもの。歯科医院で定期検診を受け、歯石やバイオフィルムなどの汚れを取り除くケアを受けるようにしましょう。